「交流は楽しかった」 カケハシ日本語学校

地元のゲストと楽しく交流をするカケハシインターナショナル奄美校の学生たち=2日、奄美市名瀬

地元のゲストと楽しく交流をするカケハシインターナショナル奄美校の学生たち=2日、奄美市名瀬

 奄美市名瀬の日本語学校「カケハシインターナショナルスクール奄美校」で2日、地元住民らを招いた七夕交流会があった。モンゴルやネパールなどの外国人留学生29人は、地元のゲスト8人とグループになり、名前を交換したり短冊に書く願いの言葉を質問し合ったりして、日常の日本語会話を楽しんでいた。

 

 同校は日本での進学や就職を目指すアジアからの留学生が集う語学学校で、2015年開校。多くの学生が市内外の飲食店やスーパーでアルバイトをしている。交流会は地元の人を学校に招いて学生らの学ぶ環境を知ってほしい、と同校が年に2回開いている。

 

 同日は四つのグループに分かれ、日本人ゲストの名前や趣味などを日本語で質問。好きな食べ物の名詞を覚えたり、名札の漢字を読み上げるのに苦労しながらも積極的に会話していた。

 

 短冊には「お母さんがけんこうでありますように」「こどもに会いたいです」など家族を思う気持ちや「自動車エンジニアになりたいです」「日本語の試験に合格しますように」などキャリアアップを目指す意気込みがつづられた。

 

 全国の日本語学校を調査しているという桃山学院大学(大阪府)の橋内武名誉教授もゲスト参加。「全国の離島に日本語学校が次々に開校している中、同校は少人数で授業の指導がきめ細かく、全国でもまれな学校。非常に興味深い」と話した。

 

 会場では学生がベトナムの夏のスイーツ「チェ」(ベトナム風冷製ぜんざい)を提供。ネパールから昨年入学したバクリン・ラチャナさん(25)は「日本のゲストの方は面白い人でよかった。もっと日本語が上手になって『試験で百点ほしい』と短冊に書いた」と笑顔を見せた。

 

 同校では12月にもクリスマス交流会を企画している。