「多職種連携」テーマに議論 南部地域子ども支援net

「多職種連携」をテーマに課題を話し合った南部地域子ども支援net=18日、瀬戸内町

「多職種連携」をテーマに課題を話し合った南部地域子ども支援net=18日、瀬戸内町

 障がい児支援の充実に向けた「南部地域子ども支援net」は18日、瀬戸内町きゅら島交流館であった。奄美地区地域自立支援協議会の専門部会「子ども部会」メンバーと各地域の保健福祉行政、保健師、教育委員会、学校、保育、医療、家族会の担当者など計40人が参加。「多職種連携」をテーマに協議を深めた。

 

 子ども支援netは障がい児支援関係職種を中心とした多職種による交流・意見交換の場。今年度初開催で、中部、南部、北部と3地域で開催することで、地域の実情に合わせた課題共有や顔の見えるネットワークづくりを推進することを目標としている。

 

 「多職種連携」をテーマにグループワークがあり、課題や解決策を話し合った。各グループからは「子どもがどういう状況のときには、どこに相談するとか、誰に聞けばいいとかが分からない。連携する全員が情報を共有できていれば相談しやすいのでは」「保育園から小学校、小学校から中学校と子どもの進学、成長に伴い、関わる施設、機関で認識の共有ができていない」「保護者や周りが障がいを受容できない地域性があり、療育が受けられない。理解を深める活動が大事」などの意見があった。

 

 社会福祉法人三環舎理事長の向井扶美氏が子どもの成長を記録し、支援をつなぐための「きらきらリレーファイル」を紹介。より記入しやすいよう、今年度に改訂版を発行したことを報告し、活用を呼び掛けた。