「夢と感動をありがとう」 卓球・福原選手引退 奄美からもねぎらいの声 宇検村

リオ五輪直前の合宿中、練習で使用した卓球台にサインをして田検中に贈り、生徒と交流する福原愛さん(右)=2016年7月、宇検村田検

リオ五輪直前の合宿中、練習で使用した卓球台にサインをして田検中に贈り、生徒と交流する福原愛さん(右)=2016年7月、宇検村田検

 「夢と感動をありがとう。お疲れさまでした」。2016年の夏に奄美合宿を行い、直後のリオデジャネイロ五輪卓球女子団体で銅メダルを獲得した福原愛さん(29)=ANA=の引退発表から一夜明けた22日、奄美からもねぎらいや感謝の声が上がった。

 

 「卓球の愛ちゃん」で親しまれる福原さんは仙台出身。五輪には15歳だった04年のアテネから4大会連続で出場した。リオ五輪直前の16年7月、福原さんのマネージャーと宇検村の関係者が知人だったことが縁で同村で初の合宿を行った。

 

 約1週間の合宿を終えて臨んだリオ五輪で主将を務め、シングルスで4位、団体では2大会連続のメダルを獲得。合宿期間に交流した村民や田検中学校の生徒らはリオ五輪中、同村の「元気の出る館」に集まってテレビ観戦し応援に声をからした。

 

 田検中には、福原さんが練習で村に持ち込み、サインをした卓球台が贈られ、生徒たちは学校の昼休みに卓球を楽しんでいるという。

 

 リオ五輪後に結婚、出産で休養していた愛ちゃんの引退宣言を受け、宇検村の元田信有村長は「日本卓球躍進の礎を築いた選手。長い間の活躍に、まずはお疲れさまでしたと伝えたい。村に来ていただき、子どもたちと触れ合い夢を届けてくれた。ぜひ今度は家族で遊びにきてほしい」と話した。

 

 田検中の山下優香さん(3年)は「引退と聞いて驚いた。もっと活躍する姿を見たかった。でも子育て中で大変だったと思う」、泉将太さん(同)は「2年前の交流会で見た姿と力強いサーブが忘れられない。卓球の楽しさを教えてくれてありがとう」と話した。

 

 

 

 

 

 【編注】山下優香(やました・ゆうか)泉将太(いずみ・しょうた)