「島の未来のため行動を」 うじじきれい団が講演

寸劇も交えて講演する「うじじきれい団」=5日、知名町

寸劇も交えて講演する「うじじきれい団」=5日、知名町

 家族で沖永良部島の海岸のごみ拾いに取り組む「うじじきれい団」(知名町下平川)が5日、知名町商工会館で町職員を対象に講演した。2017年から続けている漂着ごみ回収などの活動を紹介し、「人も自然も豊かで美しくて楽しい持続可能な島の未来のため行動しよう」と呼び掛けた。

 

 講演は知名町が目指すゼロカーボンシティー(二酸化炭素排出量実質ゼロの自治体)実現に向けた取り組みの一環。2回講演し、職員や町議ら計75人が聴講した。

 

 うじじきれい団は、町立下平川小学校6年の竿りりさん(11)、同4年のはなさん(10)、同2年のめいさん(8)の姉妹が中心となり、両親の智之さん(42)と奈美さん(41)、弟の喜一之介君(2)と家族6人で活動している。

 

 活動を始めたきっかけは「環境問題」をテーマに作文を書くという、りりさんの夏休みの宿題。知名町のウジジ浜などで約3年間、ほぼ毎日15分間の海岸清掃を実施してきた。

 

 講演では、来島者や島内の児童生徒などを対象に、プレゼンテーションとごみ拾い体験を組み合わせた「ビーチクリーン・ツアー」も展開していると紹介。りりさんは「活動を続けていると、助けてくれる仲間が増えて楽しい」と語った。

 

 3姉妹は寸劇を交えてリデュース(ごみの排出抑制)、リユース(再利用)、リサイクル(再資源化)、リフューズ(ごみの発生回避)を推進する4R活動もPR。智之さんは地域の課題解決実現に向け、家族単位の社会貢献活動「FSR(ファミリー ソーシャル レスポンシビリティー)」を呼び掛けた。