「島口説」から島を学ぶ-知名町

「島口説」の歌詞から島の歴史や文化を学ぶ子どもたち=9日、知名町下平川

「島口説」の歌詞から島の歴史や文化を学ぶ子どもたち=9日、知名町下平川

 【沖永良部総局】子どもたちに、島唄や島むに(沖永良部島の方言)を伝える活動をしている知名町のウイバサマ文庫は9日、同島の民謡「島口説(しまくどぅき)」に歌われる集落のバス巡りを行った。親子など40人が参加。島内を回りながら、各集落の歴史や昔の人々の暮らしに思いをはせた。
 同文庫は2014年度、島口説を活用した学習活動を計画している。島口説は既存の沖縄民謡に、沖永良部島ならではの歌詞を充てた唄。全42集落のうち、3集落を1地区とした表現も含め、38集落を島むにで紹介している。
 バス巡りは同活動の初回企画で、講師としてえらぶ郷土研究会会長の先田光演さんが同行。半日かけて各集落をバスで走りながら、「しまぬはじまいくんげむら(島の始まりは国頭村)」「いぅぬとぅりゆぬにしばるよ(魚の取れる西原よ)」など、歌詞に歌われる集落の歴史や特徴を子どもたちに解説した。
 昼食の後、趣味で島をテーマとした絵などを描いている村上裕香さん(和泊町在住)を講師にワークショップを開催。子どもたちはバス巡りで一番印象に残った集落の絵を描いた。
 今後は8月の活動で絵を仕上げ、来年春の町島唄・島ムニ大会までに、絵と唄を組み合わせた演目を完成させる予定。