「西郷生き返りの島」鈴木亮平さん 奄美大島ロケ始まる 「西郷どん」インタビュー

(右から)奄美編の見所などを語った鈴木さんと二階堂さん=14日、奄美市

(右から)奄美編の見所などを語った鈴木さんと二階堂さん=14日、奄美市

 NHK大河ドラマ「西郷どん」の奄美大島ロケが13日から始まった。主演の鈴木亮平さんと西郷の妻・愛加那を演じる二階堂ふみさんは14日、奄美市笠利町で西郷と愛加那のなれ初めのシーンなどを収録。奄美大島の印象や、互いが演じる西郷像・愛加那像を報道陣へ語った。ドラマの奄美編は5月13日の第18話から放送される。

 

 ―ロケ地の印象は。

 

 鈴木さん「嵐のシーンでは土砂降りになったり、旅立ちのシーンできれいに晴れたり、不思議な島の力を感じます。西郷さんが居た場所で実際の空気を感じながら撮影できるというのは特別な気持ち。自然と当時の西郷さんに近付いていくの感じています」

 

 二階堂さん「島の方々が愛加那さんを本当に愛していらっしゃって、その気持ちなどに助けられながら撮影をしています」

 

 ―西郷にとって、奄美大島での暮らしはどんな意味を持っていたと思うか。

 

 鈴木さん「奄美大島は生き返りの島。(失意の中にあった)西郷さんが島の人たち、特に愛加那さんから生きる力を再び与えられ、(島に来る)前と後では別人になっている。奄美での経験があったからこそ、みんなに慕われ、日本を変える原動力となった後の西郷の人柄があると思います」

 

 ―現地で慕われている愛加那さんを演じることについて感想を。

 

 ―二階堂さん「原作を読み、現代の女性とも通じる部分だったり、逆に時代のせいで悲しい思いもたくさんしてきた方だと感じました。(愛加那の出身地の)龍郷町の海を見て、ここで子どもたちを遊ばせたり、西郷さんを思い出していたのかなと感じた。もっとたくさんの人に愛される愛加那さんを演じられればと思います」

 

 ―役づくりの上で苦労する点は。

 

 鈴木さん「現地で実際に感じたことを大事にしながら、自然と自分が変わっていければと思っている。どういう西郷さんになるのか自分自身も分からない部分もあり、楽しみ。二階堂さんは島唄を、僕は三線を練習している。文化や歴史を取り込みながら演じたい」

 

 二階堂さん「日に焼けたような化粧をしていますが、本当に日焼けしてしまいちょっと大変です(笑)」

 

 ―島編(奄美編)の見どころは。

 

 二階堂さん「撮影を通して、鈴木さんが演じる西郷さんの人間味や温かさ、悲しさみたいなものを感じた。そういうところを見ていただきたいです」

 

 鈴木さん「愛加那さんは今までのドラマ西郷どんには全く出てこなかったタイプで、女戦士みたい。この女性だったら西郷さんを変えていっただろうなと納得できる魅力的な女性になっている。そんな二階堂さんの愛加那さんを楽しみにしていただければと思います」

 

 (聞き手・榊原希望)