「誰もがコロナ感染のリスク」 奄美大島5首長、共同メッセージ

共同メッセージの発信を決めた奄美大島新型コロナ対策本部会議=6日、奄美市名瀬

共同メッセージの発信を決めた奄美大島新型コロナ対策本部会議=6日、奄美市名瀬

 龍郷町で新型コロナウイルス感染者が確認されたことを受けて、奄美大島5市町村長は6日、共同メッセージを出した。新型コロナ警戒レベルは5日に「3」から「4」へ引き上げられた。メッセージでは住民へ冷静な行動を、来島者へ体調管理やマスク着用などの感染防止対策を求め、「現在のコロナ禍では誰もが感染のリスクと隣り合わせにあると再認識しよう」と訴えた。島内の感染者確認は4月17日の奄美市以来、3人目。

 

 奄美市役所で6日、奄美大島新型コロナ対策本部会議(会長・朝山毅市長)の第6回会合を開き、5市町村と県の関係者らが出席した。

 

 共同メッセージでは住民に感染防止対策の徹底を呼び掛け、「正しい情報を基に冷静に行動してほしい」と訴えた。龍郷町を除き、不要不急な外出の自粛は求めていない。



 来島予定者には、離島のため医療体制が十分でないとして「(来島前のコロナ対策や滞在中の心構えを記した)奄美大島5市町村作成の『島旅のしおり』を確認し、体調管理などを行ってほしい」と呼び掛けた。

 

 警戒レベル4は、島内で感染者が確認された状態。レベルごとに住民らの行動目安や公共施設の対応を設定したが、7月策定時と現在では国内情勢が変化しているとして、内容の見直しも含め今後検討していくことを申し合わせた。

 

 会議は冒頭を除き、非公開。開会あいさつで朝山会長は「住民の不安払拭(ふっしょく)のため情報を共有、公開し、安心できる環境づくりに努めたい」と語った。