「車いす犬ラッキー」課題図書に   徳之島の男性との愛情物語  青少年読書感想文全国コン

ラッキー課題図書 書影写真 毎日新聞社、公益社団法人全国学校図書館協議会主催の第64回青少年読書感想文全国コンクール高校生部門の課題図書に、徳之島の一人の男性の人生を変えた捨て犬との出合いや飼養を追ったノンフィクション「車いす犬ラッキー―捨てられた命と生きる―」(小林照幸著、毎日新聞出版)=写真=が選ばれた。

 

 主人公は徳之島町亀津在住の自営業島田須尚(すなお)さん(68)と車いすの愛犬ラッキー。殺処分や犬猫の遺棄問題など、ペットを巡る徳之島の現状を挙げつつ、犬と人のドラマを通じて命の意味や終生飼養を問う作品となっている。

 

 小林さんの著書が同コンクールの課題図書になるのは初めて。小林さんは「ラッキーと徳之島について全国の高校生が関心を持つきっかけになれば」、島田さんは「本を通じて命の尊さを知ってもらいたい」と話している。

 

 同コンクールは小学校の低学年、中学年、高学年、中学、高校の計5部門。対象図書は課題図書と自由図書。鹿児島県の募集期間は6月中旬~9月25日の予定。