きょう、ナリムチ―奄美大島北部など

商品棚に並べられた色鮮やかなナリムチ=12日、奄美市名瀬

商品棚に並べられた色鮮やかなナリムチ=12日、奄美市名瀬

 14日は五穀豊穣(ほうじょう)や家内安全を願う「ナリムチ」。色とりどりの餅をブブ木(リュウキュウエノキ)に飾り付け、自宅や店舗、墓などに置く。15日の小正月を前に、奄美大島北部や徳之島などで見られる新春の風物詩だ。

 奄美市名瀬井根町の中原商店(中原一成店主)では12日、白餅と、赤、黄、緑に染められた餅が小枝に飾られ、彩り鮮やかな餅の花が商品棚にずらりと並んだ。

 床の間と仏壇、墓にナリムチを飾るという来店客の加納ミエ子さん(79)=名瀬=は「子どもの頃、親から飾ると福が来ると教えられた。家族で木を飾りながら餅を焼いて食べるのが楽しみだった。子や孫にもナリムチを続けてほしい」と話した。