ごみゼロの願い込め 茶花小児童、「拾い箱」にイラスト

与論島の海岸からごみがなくなることを願い、拾い箱にイラストを描く茶花小の児童たち=22日、与論町の同校

与論島の海岸からごみがなくなることを願い、拾い箱にイラストを描く茶花小の児童たち=22日、与論町の同校

 与論町立茶花小学校(鶴田幸伸校長)の5年生28人は22日、海岸で拾った漂着ごみを入れる「拾い箱」に自分たちでデザインしたイラストを描いた。

 

 総合的な学習の時間を活用し、同校が1年を通して実施している海洋教育の一環。拾い箱へのイラストは活動の中で児童が発案し、デザインも自分たちで考えた。

 

 拾い箱は島の海岸をきれいに保つ目的で、島民や観光客が拾った漂着ごみを入れられるよう町が島内10カ所の海岸に設置している。

 

 作業は校内で2班に分かれて実施。児童たちはペンキを使って絵を描いたり、海岸で拾ったシーグラスや貝殻で飾り付けするなど、工夫を凝らして仕上げた。箱のふたを開けると、児童がメッセージを寄せたしおりが出て来る仕掛けも設けた。

 

 完成した2台の拾い箱は23日、茶花海岸とウドノスビーチにそれぞれ設置した。同小の児童は「私たちが捨てた生活ごみで生き物がつらい思いをしている。『生き物の命を考えて』との思いを込めて描いた」「与論の海岸のごみがゼロになってほしい」と話した。