ごみネット、住民が手作り 奄美市名瀬・矢之脇町

手作りのごみ収集ネットを設置した矢之脇町自治会=24日、奄美市名瀬

手作りのごみ収集ネットを設置した矢之脇町自治会=24日、奄美市名瀬

 奄美市名瀬の矢之脇町自治会(榊雄二会長、327世帯)は24日、町内3カ所に手作りのごみ収集ネットを設置した。

 

 同町は山裾にある土地柄、山から下りてきたカラスやネコにネットを破られる被害が多発していたという。新しく設置したごみ収集ネットは、塩ビパイプと針金の網製で横170㌢、奥行き80㌢、高さ90㌢。設置場所の広さに合わせ、固定式と折り畳み可能な組み立て式の2種類を製作した。

 

 設計したのは同町の元大工・村山清夫さん。「回収する人の立場も考えらんば」と、取り出しやすさも意識した。

 

 新型コロナウイルスの感染防止に気を配りながら、村山さんの指示の下、21日から青壮年部が作業を始めた。24日までに3基が完成し、残る10カ所分も年次的に取り掛かる予定という。

 

 この日は13人が参加して古いネットを解体し、新しいネットを設置した。

 

 町内の環境美化に力を入れているという榊会長は「予算の関係もあるが、みんなに知恵を貸してもらって、まずは一つ見本を作ってみようと。これならカラスもネコも入らず、回収も楽になると思う。他の地域にも参考になれば」と話した。