さようなら2020年 コロナ禍、もどかしい一年

暮れゆく奄美市名瀬市街地

暮れゆく奄美市名瀬市街地

 56年ぶりの東京オリンピックの開催や、奄美の世界自然遺産登録│と、奄美をはじめ国内が沸く1年になるはずだった2020年。新型コロナウイルスの感染拡大が、世界中の日常を一変させた。人と会えないもどかさしさを痛感する1年となった。

 「密」を避ける暮らしが日常化。年間の節目をを告げる祭りや式典が無くなり、四季の移ろいを感じにくくなった。奄美の島々でもクラスター(感染者集団)が発生。動揺が走ったが、島々に根づく「結い」の心で苦難を乗り越え、感染した人々も支えた。

 医療や介護の現場では緊張の日々が続く。夜空を何度も花火が照らし、エールが送られた。師走の奄美市名瀬市街地。街並みを照らす明かりがあすへの希望の光にも見える。来年は一日も早く平穏な暮らしが戻り、明るいニュースが島々に響き渡りますように。