しまむに伝承へ教室開講 会話例文集など作成 知名町

しまむにの寸劇を披露する受講生=6日、知名町

しまむにの寸劇を披露する受講生=6日、知名町

 【沖永良部総局】沖永良部島の方言(しまむに)を学ぶ「2020年度しまむに教室」が6日、知名町屋者の産業育成・地域振興施設「エラブココ」で開講した。同町中央公民館と国立国語研究所の共催。初回講座には親子連れなど10人が参加し、しまむに伝承の大切さを学んだほか、寸劇作りも体験した。

 

 教室は、しまむにの記録者・伝承者育成を目的に昨年度からスタート。受講生たちは、同研究所の山田真寛准教授と横山晶子特別研究員の指導を受け、会話例文集作りなどに取り組む。来年2月まで10回程度の講座を計画している。

 

 初回講座では、新型コロナウイルス感染防止のため講師陣はオンラインで参加。横山さんは、しまむにが沖縄北部や与論島などでも話される「国頭語」に含まれ、ユネスコが示す危機言語であることを説明し、「今何もしなければ、近い将来なくなってしまう可能性がある」と語った。

 

 しまむには集落によって表現が異なることも紹介し、例として沖永良部島では「私たち」を表すのに、主に「ワキャ」と「ワチャ」の二つに分かれるなどと説明した。

 

 同教室は現在も受講者を募集中。申し込みは電話0997(84)3166知名町中央公民館。