しまバス、運転手へ接遇研修

しまバスの業務改善の一環で開かれた接遇研修会=23日、奄美市名瀬

しまバスの業務改善の一環で開かれた接遇研修会=23日、奄美市名瀬

 奄美大島で路線バスを運行する株式会社しまバス(岩崎勇登代表取締役社長)は奄美市名瀬の集会場で23日、バス乗務員対象に研修を開始した。風通しの良い職場環境をつくろうと勝村克彦社長代理を講師に研修し、乗客への接遇やバス運行業務の改善に向けて情報共有を図った。

 

 同社はバス運転手の不足を背景に昨年10月、大幅に路線を再編。一方、社内での情報伝達が不十分だったことなどから、「乗り継ぎ運賃が適用されなかった」「バスが遅延している」といったクレームもあった。

 

 そこで昨年12月、業務体制の改善を柱とする成長戦略を策定。その一環として今回、全乗務員(約60人)を対象に、7日間に分けて研修を実施することにした。初日は9人が参加。車内でのアナウンスのほか、降車しようとする高齢者への声掛けの仕方も確認した。

 

 参加した運転手らは「現状について危機感を共有でき、みんなで乗り切ろうと気持ちを新たにした」などと話し、勝村社長代理は「社員みんなで状況を改善し、気持ちよくバスを利用してもらえるよう努力していきたい」と話した。