しまバス5系統補助対象に 県バス対策協

路線バスの収支改善策も示された県のバス対策協議会=28日、鹿児島市の県庁

路線バスの収支改善策も示された県のバス対策協議会=28日、鹿児島市の県庁

 県内のバス運行事業者や運輸行政関係者らで構成する県バス対策協議会(会長・古薗宏明県企画部長)は28日、鹿児島市の県庁であった。㈱しまバス(奄美市)の5系統を含め、77系統を2019年度(18年10月~19年9月)の補助対象路線として国に申請する。しまバスの運行分では経路の見直しやリムジンバスの導入といった収支改善策が示された。

 

 バス運行を支援する19~21年度の地域間幹線系統確保維持計画案を承認した。同計画は輸送量(1日15人~150人)や経常赤字が見込まれる路線などを対象に費用を補助している。

 

 しまバスは①奥又―秋名―安木屋場②与儀又―赤木名―空港③与儀又―根瀬部―大棚④ウエストコート―西仲間―古仁屋(海の駅)⑤名瀬―奄美パーク―空港―が対象。5系統合計で国と県が1735万円ずつを補助する。

 

 ⑤は格安航空会社(LCC)の就航などで利用者の増加が見込まれるため、リムジンバスを走らせて増収を目指す。本年度中に2台(奄美市と龍郷町の補助分)を導入する。①と③は運行経路を見直して経常費用の削減を図る。②と④は定期通学者の利用を促す。