しんどかったけど収穫楽しみ 和泊町後蘭、児童ら田植え

力を合わせて田植えをする参加者=11日、和泊町後蘭

力を合わせて田植えをする参加者=11日、和泊町後蘭

 和泊町後蘭で11日、地元有志で構成する後蘭瑞穂の会(前田重治会長)の田植えがあった。字住民や出身者、内城小の児童、保護者、教職員ら約30人が参加し、田植えの苦労を感じていた。

 

 後蘭は米どころとして知られたが、国の減反政策に伴い、1970年代に田んぼを畑に転換。以降、稲作は途絶えていたが、「稲作の伝統を守り伝え、地域の活性化にもつなげたい」と2016年に復活。20年から同会が引き継いで米作りを続けている。

 

 田んぼは住民が無償貸与した畑約900平方メートルを再造成した。今年は3月に種籾2㌔をまき、苗を準備。この日は会員の朝戸弘文さん(76)が苗の植え方を説明した後、参加者は田んぼに入り、一列になってロープの目印に沿って苗を植えた。

 

 参加した朝戸大智君(8)=和泊小3年=は「田植えは初めて。腰がしんどかったが、頑張った。米ができるのが楽しみ」と話した。

 

 前田会長(76)は「復活できたのは、字のみんなの心の中に米作りへの思いがずっとあったからだと思う。続けてこそ意味があるので、次の世代に引き継いでいきたい」と話した。収穫は7月ごろを予定している。