にっぽん丸、喜界島寄港  乗客400人 島内観光楽しむ  スタッフに出身者も

にっぽん丸喜界島に寄港(全景)作井 大型クルーズ船「にっぽん丸」(商船三井客船、2万2472トン)が6日、喜界島湾港に寄港した。広島から約400人が来島。バスやタクシー、徒歩などで観光に繰り出し、喜界島を満喫した。湾港では歓迎セレモニーが盛大に開かれた。

 

 にっぽん丸は5日午前に広島を出港し、6日午前9時半ごろ湾港に接岸。歓迎セレモニーで川島健勇喜界町長は寄港に感謝の言葉を述べた。その後、本場奄美大島紬姿の女性が花束に代わりサトウキビを村上寛船長らに贈った。

 

 村上船長は「美しい自然、人情味あふれる喜界島に触れて満喫していただけたら」とあいさつした。港では島唄や八月踊り、琉球舞踊など多彩な芸能が披露され、乗客を魅了した。

 

 クルーズディレクターとして乗船してきた喜界町赤連出身の永井晶さん(45)は「天候に左右されやすいのがクルーズ船の一番の悩み。お客さまを喜界島に案内することができてうれしく思う」と語った。

 

 広島県呉市の女性は「喜界島に一度は来てみたいと思っていた。レンタサイクルで観光し、途中、偶然出会ったおじいちゃんに道案内をしてもらった。雨に降られたけれど楽しめた。今度は夫と来たい」と楽しそうに話した。

約400人を乗せて寄港した「にっぽん丸」(上)。乗客でにぎわう特産品販売コーナー=6日、喜界町湾港

約400人を乗せて寄港した「にっぽん丸」(上)。乗客でにぎわう特産品販売コーナー=6日、喜界町湾港