のんびり名瀬有良で休日を 民泊「移住者に畑貸します」

  「いもーれ奄美民泊村」の農園に集まったIターンフレンズの会=27日、奄美市名瀬有良

「いもーれ奄美民泊村」の農園に集まったIターンフレンズの会=27日、奄美市名瀬有良

 奄美市名瀬有良の民泊施設「いもーれ奄美民泊村」(久井輝幸オーナー)が、奄美にIターンで移住してきた人向けに、無料で自身の畑を貸し出している。久井さん(56)は同じ畑の一角に有良集落の伝統野菜アッタドコネ(有良ダイコン)の栽培に挑戦中で、「朝は釣り、昼は畑、というようなのんびりとした休日を有良集落で楽しんでほしい」と話す。

 

 久井さんは有良集落出身。東京で事業を営み、2018年1月に帰島。同年9月に民泊を開業した。民泊を営みながら移住者にとっての「シマ(集落)」を作りたいと、「Iターンフレンズの会」を結成し、毎月名瀬市街地で交流会を開催し、有良集落でもさまざまなイベントを企画している。

 

 貸し出す畑は、久井さんが所有する土地で約9アール。これまで耕作放棄地だったところを9月末に開墾し、2度肥料を入れて土壌を改良した。久井さんは区長からアッタドコネの種を譲り受け栽培に挑戦中。「一人では広すぎる。農作業をしたい移住者も多いはず」と貸し出すことにした。

 

 27日、有良集落に同会メンバーが集結。希望者はこれから何を植えるか想像しながら区割りを決めた。

 

 今年3月に神奈川県から移住してきた柏木美寿津さん(32)は「本土に住んでいたときから土いじりをしたかった。大葉などを植えたい。奄美に来て夢がかなった」と喜んでいた。

 久井さんは「有良に遊びに来るきっかけにして」と利用を呼び掛けている。電話0997(57)1380いもーれ奄美民泊村。