アッタドコネのフルコース 旧正月に試食会 奄美ティダの環

アッタドコネのアレンジ料理が並んだ旧正月の試食会=5日、奄美市名瀬

アッタドコネのアレンジ料理が並んだ旧正月の試食会=5日、奄美市名瀬

 旧暦元日に当たる5日、NPO法人奄美ティダの環(平田暉子代表)は奄美市名瀬で旬のアッタドコネ(有良ダイコン)を使った試食会を開いた。メイン料理から副菜、デザートまでダイコンフルコース20品余り。すべて会員の創作だ。参加者約20人は新春の味覚に舌鼓を打ちつつ、素材の魅力や可能性を再認識していた。

 

 試食会は一昨年、昨年に続く第3弾。今回は同市名瀬有良集落に伝わる伝統野菜、アッタドコネをテーマに設定した。

 

 有良の強い潮風を受けたアッタドコネは煮崩れしにくく、独特の香りやほろ苦さが特徴だ。平田代表の農園で獲れた初物を活用した。

 

 この日は味付けや彩り、盛り付けにも会員の気配りが行き届いたメニューが並んだ。優しい味わいの「みぞれ煮」、エビなどをトッピングした「ダイコンステーキ」、ダイコン葉入りの「みたらし団子」など。ハンダマ、ウコン、クワ茶で色付けした漬け物「春の訪れ」はテーブルを華やかな雰囲気に彩った。

 

 作り手たちがこだわりや調理方法を紹介後、全員で試食した。平田代表は「皆さんの技術、知恵は素晴らしい。今回もさまざまな料理を出していただきありがたい」と感謝していた。