アメリカハマグルマ 外来植物を駆除作業 徳之島町

アメリカハマグルマ

アメリカハマグルマ

 徳之島地区自然保護協議会(政武文会長)は17日、徳之島町大原の町道で、外来植物のアメリカハマグルマの駆除作業を行った。世界自然遺産登録へ向けた環境保全活動の一環。同協議会は「アメリカハマグルマは繁殖力が強く、数回に分けて作業しても根絶は難しい。ギンネムなど他の外来種への対策も課題」としている。

 

 アメリカハマグルマは南米北部原産のキク科の多年草。黄色い花を通年咲かせる。繁殖力が強く生態系に影響を及ぼす恐れがあるとして、国は、緊急性が高く積極的な防除が必要な緊急対策外来種に位置付けている。

 

 作業は世界自然遺産登録に向けた地域別行動計画の一環。奄美群島国立公園(第2種特別地域)の近くであった。侵略的外来種への対策を強化しようと、徳之島3町の役場担当者や徳之島エコツアーガイド連絡協議会の会員らを含めて約30人が参加した。

 

 参加者は約2時間かけ、つる状に茂ったアメリカハマグルマを手作業で引き抜き、軽トラック15台分を集めた。政会長(66)は「外来植物が繁殖すれば、固有種や希少な野生植物が駆逐される恐れがあり、早急な対策が必要。一般住民にも外来植物の脅威を認識してもらい、一丸となって駆除する体制を構築したい」と述べた。

アメリカハマグルマの駆除作業を行う参加者ら=17日、徳之島町大原

アメリカハマグルマの駆除作業を行う参加者ら=17日、徳之島町大原