オンラインで蔵見学

スマホを片手に全国の視聴者へ製造工程を説明する川崎さん=9日、奄美市名瀬

スマホを片手に全国の視聴者へ製造工程を説明する川崎さん=9日、奄美市名瀬

  奄美市名瀬の弥生焼酎醸造所は9日、インターネットを活用した「オンライン蔵見学」を開催した。全国各地の焼酎ファンやライター、酒造関係者など約30人が参加。グラスを片手に蔵元の話に耳を傾け、奄美黒糖焼酎の世界に浸った。

 

画面越しに乾杯する川崎さん(中央上段)と参加者ら=9日

画面越しに乾杯する川崎さん(中央上段)と参加者ら=9日

 5月9、10の両日は県酒造組合奄美支部(乾眞一郎支部長)が提唱する「黒糖焼酎の日」。新型コロナウイルスの感染拡大でイベント開催が難しくなる中、楽しめる場をつくろうと同酒造の川崎洋之杜氏が企画し、複数の人が同時にビデオ通話を行うネット会議形式で実施した。

 

 川崎さんはスマートフォンを手に蔵内を回り、一つ一つの工程や使用する機材について解説。視聴者の質問に答えつつ、開発の苦労や蔵の歴史、裏話などを語った。

 

 焼酎メーカーや酒造からも参加があり、酵母の特徴や熟成用かしだるの焦がし具合、蒸留時の調整と味の違いなど専門家同士ならではの意見交換もあった。見学会の後は参加者それぞれがお気に入りの銘柄を手に「オンライン飲み会」に移行し、和やかに交流の輪を広げた。