カリブ諸国とオンライン交流 五輪ホストタウン奄美5町 自然・文化を紹介、芸能PR

 

県内6町やカリブ共同体諸国の関係者らが参加したホストタウンオンライン交流=17日、与論町

県内6町やカリブ共同体諸国の関係者らが参加したホストタウンオンライン交流=17日、与論町

 【沖永良部総局】東京五輪・パラリンピックでホストタウンの覚書を交わしているカリブ共同体諸国と県内自治体のオンライン交流が、17日行われた。奄美から徳之島、天城、和泊、知名、与論の5町が参加し、各地域の自然環境や文化などを紹介して相互理解を深めた。

 

 ホストタウン事業は、選手の事前合宿受け入れや交流イベントなどを行い、相手国と各自治体が友好関係を築き、東京五輪・パラを盛り上げていく取り組み。今回のオンライン交流は、外務省から委託を受けた日本国際協力センターが企画し、県内から徳之島、与論など奄美の5町と大崎町が、カリブ共同体諸国からはセントクリストファー・ネービスとグレナダ、アンティグア・バーブーダの外交官らが参加した。

 

 交流では、県内でインバウンド(訪日外国人旅行者)向けのツアーなどを実施している合同会社BIROUの担当者が、各地域の自然や文化、産業などを紹介。この後、徳之島町職員で唄者の澤愛香さんらが「ワイド節」を披露して地元の芸能の魅力もPRしたほか、与論島で海岸のごみ拾い活動に取り組んでいる民間団体「海謝美」(阿多尚志会長)の活動報告もあった。

 

 カリブ共同体諸国の外交官や行政官らも「直接会えることを楽しみにしている」「今後の交流も有意義なものにしたい」などとメッセージを送り、交流を深めた。

 

 海謝美の最高齢会員の大山文子さん(85)は「オンライン交流は初めて。カリブの人たちを身近に感じられてよかった。オリンピックのときにもチャンスがあれば、交流したい」と話していた。