コロナ感染拡大想定し訓練 瀬戸内町

防護具の着脱を練習する参加者=4日、瀬戸内町きゅら島交流館

防護具の着脱を練習する参加者=4日、瀬戸内町きゅら島交流館

 瀬戸内町は4日、新型コロナウイルス感染症拡大を想定した対応訓練を町きゅら島交流館で実施した。町内の医療、福祉従事者が対象で、この日は午前、午後2回の訓練に計49人が参加。非清潔区域と清潔区域を分けるゾーニングや防護具の着脱方法などを学んだ。

 

 町内での感染拡大時、医療、福祉施設では、医療や介護が必要な利用者の自宅に訪問しての対応が求められる場合もある。訓練は、正しい知識や技術を身に付けて自身や利用者の感染を防ごうと町が主催して初めて開催された。多くの人が参加できるよう、5日夜にも同様の訓練を行う。

 

 訓練では初めに、町へき地診療所の松田耕輔医師が手指衛生、感染形式、ゾーニングなど感染症対策の基本知識を講話。後半は松田医師が防護具の着脱について手本を示しながら説明した後、参加者はグループに分かれ、防護具を着て脱いで、ごみ袋に入れるまでを練習した。

 

 松田医師は利用者宅訪問時の注意点として▽どこがきれいでどこが汚いかを意識する▽持ち込むものは最小限にする▽汚いものは汚い所で処理する▽どうしても持ち込みが必要なものは出る際に消毒する│などと助言。「慣れるまでは時間がかかるし忘れてしまう。日ごろの業務の中でやってみたり、互いにチェックしたり、勉強を継続することが大事」と呼び掛けた。

 

 参加した介護老人福祉施設職員の義永昭子さんは「まず不潔なところを触らなければいいということを頭に入れたい。コロナ対応への不安はあったので、今日は勉強になった」と話した。