コロナ禍、イベント中止相次ぐ 大島地域〝食〟交流推進協

新型コロナウイルスの影響ついて各機関・団体の報告があった検討会=1日、奄美市役所

新型コロナウイルスの影響ついて各機関・団体の報告があった検討会=1日、奄美市役所

 大島地域かごしまの〝食〟交流推進協議会(会長・石神康郎奄美市農林水産課長)の検討会が1日、奄美市役所であった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、食育・地産地消に関するイベントや企画が軒並み中止、未定となっていることが分かった。

 

 大和村は年末の恒例のひらとみ朝市、まほろば福祉まつりが未定。スモモフェスタは今年、スモモが記録的な不作となったものの、農家の協力で開催にこぎつけた。龍郷町は来年2月の町民フェア、郷土料理を作る「学ぼう伝えよう講座」が未定となっている。

 

 喜界町は転入教職員に郷土料理を振る舞う教職員受け入れ式を中止。お魚祭りは未定となっている。奄美市住用総合支所は住用ふれあいフェアを中止とした。奄美市笠利町の節田アマンディー市(12月下旬)は検討中。名瀬中央青果は一般の見学を中止。コロナ収束後に再開する方針。

 

 実施、継続している企画もある。奄美地区生活研究グループは8支部の特産品詰め合わせセット「ふるさと便」を発送、奄美市名瀬地区では「奄美黒糖焼酎と農林水産物を楽しむ会」を開催した。県大島支庁農林水産課は魚のさばき方教室の開催を調整中。

 

 意見交換では「地産地消が学校や団体に限定され、なかなか広がらない」との指摘もあった。

 

 検討会は当初、5月に予定していたが、コロナ禍のため、10月の開催となった。今年度も「地産地消を基本として健康で豊かな食生活の実現」を基本目標に▽小中学校での農業体験や料理体験活動の支援▽しままーさんもん応援団イベント▽学校給食での地場食材の活用推進│などを予定している。