コロナ警戒、最高レベル「5」に 奄美大島、医療体制維持へ重要局面

 

奄美大島で初のクラスター発生を受けて開かれた島内5市町村の新型コロナ対策会議= 30日、奄美市役所

奄美大島で初のクラスター発生を受けて開かれた島内5市町村の新型コロナ対策会議=
30日、奄美市役所

  奄美大島で初の新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生したことを受けて、奄美大島5市町村は30日、奄美大島新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開いた。各自治体の感染状況や感染防止対策について情報共有し、島独自に定めた「新型コロナ警戒レベル」を現行の「4」から最高の「5」に引き上げた。5市町村長による共同メッセージを発表し、大型連休中の感染拡大防止に向けて島民、事業者、来島予定者へ協力を呼び掛けた。

 

 会議は冒頭部分を除き非公開。奄美大島で警戒レベルが5に引き上げられるのは今回が初めて。

 

 レベル5では、住民、事業者、来島者に対し、国や県、市町村の最新情報に基づき「最大級の警戒」を求めるほか、公共施設は原則、休館。市町村主催行事などは中止することになっている。

 

 共同メッセージでは「今回のクラスター発生で、島の医療体制維持にとって重要な局面を迎えている」とし、島民には大型連休は家族や少人数の友人と過ごすことなどを推奨。会食の場合も感染防止対策を徹底している店舗を選ぶことなどを呼び掛けた。

 

 事業者には業種別ガイドラインの再確認を促すとともに、特に感染リスクが高い飲食業には来店者名簿作成などの対策の徹底を求めた。来島予定者には国や居住する自治体の要請に従って対応することや、体調が悪い場合は来島を見送ることなどを要望している。

 

 また感染者への誹謗(ひぼう)中傷などしないよう呼び掛けている。