コロナ警戒レベル引き下げへ 与論町

新型コロナウイルスへの警戒レベル引き下げなどを決めた与論町の感染症対策本部=4日、同町役場

新型コロナウイルスへの警戒レベル引き下げなどを決めた与論町の感染症対策本部=4日、同町役場

   与論町の新型コロナウイルス感染症対策本部(本部長・山元宗町長)が4日、同町役場で開かれた。同町では11月にクラスター(感染者集団)が発生したが、感染拡大が止まって5日で2週間が経過することなどを考慮し、6日以降は警戒レベルを最大の「5」から「3」へ2段階引き下げることを決めた。町民や来島者への不要不急の外出自粛要請を解除し、地域経済の活性化を促す方針も定めた。今後は住民らに5人以上の会食を控えるよう呼び掛けるなど、感染防止対策の強化も図る。

 

 会合には町や消防の担当者ら24人が出席。冒頭のみ公開され、山町長が「二度とクラスターを発生させないという気持ちを持ちながら、経済も回していかなければならない。用心をしながら、さまざまな対策を実施していく」と述べた。

 

 警戒レベルは、新型コロナの感染状況に応じて住民や事業者の行動指針などを定めた目安。「レベル3」は町内で感染者がなく、感染発生地域との往来によるリスクの高まりがある状態を示す。住民には新しい生活様式の徹底、事業者には業種別のガイドラインの徹底などを求める。

 

 会合では年末年始の行事についても話し合い、消防出初式は中止と決まった。来年1月2日に予定している成人式は、来賓や新成人の家族などの来場者を例年より減らし、時間を短縮して実施することにした。ただし、今後、町内で1人でも感染者が確認された場合は中止する。

 

 町は今回の会合の決定事項を基に、住民らへ感染防止策の徹底などを呼び掛けるメッセージを防災行政無線や町ホームページなどで周知する予定。