コンサートにバス運転手らを招待 喜界中吹奏楽部

スクールバスの運転手招きコンサート=喜界中学校

スクールバスの運転手招きコンサート=喜界中学校

 喜界町の喜界中学校吹奏楽部(尾ノ口夏美顧問、部員14人)は3日、スクールバスの運転手らを招いた「ありがとうコンサート」を同校で開いた。生徒たちが通学に使用しているスクールバスの運転手や補助員17人を前に歌謡曲など8曲を披露し、音楽で感謝の気持ちを伝えた。

 コンサートは、新型コロナウイルスの影響で各種コンクールが中止となる中、部員たちの発表の場として企画。喜界中学校では約4割の生徒がバス通学をしていることから、日ごろお世話になっているバスの運転手や補助員らも招待することにした。

 コンサートでは「ふるさと」や「上を向いて歩こう」「川の流れのように」など8曲を披露。最後には部員の演奏に招待客らの歌声が重なり、バスの中とは違った交流が生まれた。

 学校に隣接するスクールバスの待機所で、吹奏楽部の練習を聞くのを楽しみにしているという運転手の福井一臣さん(69)は「素晴らしい演奏だった。運転もみんなに負けないように頑張ります」と元気をもらった様子。バス通学をしている部長の富田かえでさん(3年生、14)は「スクールバスのおかげで学校に通える。感謝の気持ちを伝える演奏会になったと思う」とうれしそうに話った。