サタグルマでキビ搾り/昔ながら黒糖づくり体験、伊仙町・喜念小

昔ながらのサタグルマを使ったサトウキビ搾りを体験した児童ら=25日、伊仙町喜念小学校

昔ながらのサタグルマを使ったサトウキビ搾りを体験した児童ら=25日、伊仙町喜念小学校

 伊仙町の喜念小学校(今村浩幸校長、児童27人)で25日、同校で収穫したサトウキビを使った黒糖づくりがあった。保護者や地域住民も参加。昔ながらのサタグルマ(砂糖車)を使ったキビ搾りの体験もあり、児童らは郷土の伝統や農業について学びながら交流した。

 

 地域の伝統継承を目的に30年以上続いている。児童らが同校の畑で収穫したサトウキビに加えて、各家庭から持ち寄った計300㌔を原料に、伊仙町農業支援センターで圧搾を行い、キビの搾り汁約90㍑を準備した。

 

 講師はPTA会長の友人で天城町与名間の平山製糖工場の平山五十六さん(41)を招いた。児童らは3班に分かれて、搾り汁を大釜で煮詰める作業を体験。砂糖を固める石灰の量や釜から取り出すタイミングに注意しながら、黒糖づくりに取り組んだ。

 

 6年生の福永音彩(ねいろ)さん(12)は「煮詰める作業中の煙で目が痛くなり、時間もかかって大変だったけど、みんなで協力して楽しくできた。黒糖は甘くておいしかった」と話した。