サンゴの死滅被害確認/奄美市住用町市

泥をかぶって大半が死滅したハマサンゴ=29日、奄美市住用町市沖の海底(自然と文化を守る奄美会議提供)

泥をかぶって大半が死滅したハマサンゴ=29日、奄美市住用町市沖の海底(自然と文化を守る奄美会議提供)

 奄美市住用町市集落の採石場から大量の土砂が流出し、環境の悪化が懸念されている中、自然と文化を守る奄美会議(大津幸夫、薗博明共同代表)は29日、集落沖の海底で一部のサンゴが死滅している被害を確認した。潜水調査を行った向井宏・北海道大学名誉教授(海の生き物を守る会代表)は海底にたまったヘドロが原因になっていると指摘。「生き物の姿が見えない死の海の世界。このままでは早期回復は見込めない」と警告し、早急な対策を求めた。