シマに新風、駒大生ら豊年祭に参加 宇検村生勝

 シマのネセ(青年)たちと入場する駒澤大学の学生=16日、宇検村生勝

シマのネセ(青年)たちと入場する駒澤大学の学生=16日、宇検村生勝

  宇検村生勝集落(文岡学区長、32世帯)で16日、豊年祭・敬老会があった。今年は駒澤大学地理学科の学生、奄美市住用地区連合青年団も応援に駆け付け、例年以上の盛り上がり。相撲や多彩な余興でお年寄りを喜ばせた。住民は「シマに新風が吹いた」と喜んだ。

 

 生勝集落の豊年祭は余興に続いて相撲が行われるのが恒例だが、今年は力士が増えたこともあって相撲を先に実施した。勇壮な振り出しとともに力士が入場すると、期待の拍手が湧き起こった。

 

 新生児の土俵入りの後、取組がスタート。生勝青年団と住用連青との対抗戦、豆力士の対戦、大学生も加わってのチーム対抗と盛りだくさん。一本で勝敗を決めることができず、三本勝負に持ち込まれる取組もあり、観客を喜ばせた。駒大の女子学生はダンスを披露した。

 

 今回来島した学生は須山聡教授のゼミを受講する2年生と3年生、大学院生合わせて21人。学生たちは昨年、一昨年の宇検集落に続いて豊年祭に参加し、今回も準備から後片付けまで手伝った。

 

 本格的な相撲を初めて取った桑原大志さん(2年)=千葉県出身=は「宇検村は人と人の付き合いが濃密。都会とは違う。体験を地域コミュニティーの研究に生かしたい」と感想を述べた。文岡区長は「学生たちが来てくれたおかげで例年以上に活気があった。集落に新しい風が吹いたように感じた」と喜んだ。