シートベルト全席着用を 国道で啓発キャンペーン 龍郷町

シートベルトの全席着用を呼び掛けたキャンペーン=4日、龍郷町瀬留の国道

シートベルトの全席着用を呼び掛けたキャンペーン=4日、龍郷町瀬留の国道

 奄美地区安全運転管理協議会青年部など関係機関は4日、龍郷町瀬留の「とおしめ公園」近くの国道でシートベルト着用啓発キャンペーンを実施した。警視庁などの調査によると、鹿児島県は一般道での後部座席シートベルト着用率が全国最低。参加者はドライバーらに「とおしめ」との語呂合わせで「ベルトをしめて」と呼び掛けた。

 

 キャンペーンは交通人身事故の未然防止と被害軽減を図り、シートベルト全席着用義務を周知することが目的。同協議会青年部と奄美地区交通安全協会、龍郷町役場、奄美署から約20人が参加し、啓発チラシなどを手渡すとともにシートベルトの着用状況を確認した。

 

 警視庁とJAFが昨年実施した調査によると、鹿児島県は一般道での後部座席シートベルト着用率が17・5%(全国平均38・0%)で全国最低。チャイルドシート使用率は55・5%(同66・2%)で全国ワースト6位だった。

 

 さらに県警が今年実施した調査では、「(後部座席のシートベルト着用は)義務ではない」とする回答が39・2%に上った。同協議会の川畑稔仁青年部長(44)は「全席着用が義務という認識は十分に広まっていないが、事故が起こってからでは遅い。普段から習慣づけるよう意識してもらいたい」と話した。