スポーツフェス初開催 沖永良部島

互いの肩に素早くタッチし合うゲームで、子どもたちにボクシングの動作を教える吉田選手(左)

互いの肩に素早くタッチし合うゲームで、子どもたちにボクシングの動作を教える吉田選手(左)

 【沖永良部総局】NPO法人沖永良部スポーツクラブ・ELOVE主催の「おきのえらぶスポーツフェスティバル」が27日、知名町の町民体育館で初開催された。和泊、知名両町から子どもたちが詰め掛け、ラグビー、野球、ボクシングなどの各ブースで、それぞれの競技を体験。全国で活躍するトップアスリートとも触れ合い、各種スポーツの魅力や、身体を動かす楽しさを学んだ。

 

 プロボクシングの東洋太平洋女子バンタム級チャンピオンの吉田実代選手(沖永良部島2世)や、埼玉県の女子ラグビーチーム「アルカス熊谷」の選手、コーチらが教室を開催。参加者は遊び感覚で楽しく、競技ルールや基本的な動作を学んだ。

 

 「食の教室」では、おきえらぶ百貨店の土岐山協子さんが、土鍋でのご飯の炊き方などを教えたほか、今村総合病院のスポーツドクターらによる身体やスポーツに関する講演もあった。バスケットボールの3バイ3大会や、「スポーツ」をテーマとしたフォトコンテストも開かれた。

 

 競技用自転車の試乗などを体験した和泊小4年の佐野颯太君(10)は「自転車は乗り心地が良くて楽しかった。ボクシングは短時間の運動でもとても疲れた。吉田選手(の動き)は迫力があってすごかった」と話した。

 

 主催した同NPOは、島の子どもたちのスポーツ環境を取り巻く課題解決を目指し、さまざまな活動を展開している。前田純也理事長は「スポーツを通して島を盛り上げるとともに、子どもたちにたくさんのスポーツを体験し、その魅力を知ってほしいとの思いで開いた。多くの人の参加に感謝したい」と話した。