バショウのウーハギ始まる 長谷川さんら手作業に汗 知名町の沖永良部芭蕉布会館

芭蕉布作りの最初の工程、ウーハギを行う職人ら=13日、知名町

芭蕉布作りの最初の工程、ウーハギを行う職人ら=13日、知名町

 ○…知名町の沖永良部芭蕉布会館(長谷川千代子代表)で13日、切り倒したバショウの皮を剥いでいくウーハギが始まった。皮はあくで煮た後、繊維を1本1本つないで糸を作る。この工程を1週間から10日間のサイクルで来年3月まで繰り返し、新年度の製品作りに備える。

 

 〇…幹は外側からウァーホー、ナーウー、ナーグーと呼ばれる硬さの異なる繊維が取れ、帽子や、着物、帯など、それぞれ特性にあった製品の素材として使い分ける。今期のバショウは台風の影響で1本当たりから取れる繊維の量が例年よりやや少なめという。この日は長谷川さんら8人体制。同会館近くの畑で80本のバショウを刈り取った後、幹を裂く作業に取り掛かった。

 

 〇…「今年は沖永良部島が注目され、芭蕉布会館を訪れた人も多かったように思う」と長谷川さん。「芭蕉布や芭蕉布作りの魅力を多くの人に伝えたい」とも語り、糸取り体験の参加も呼び掛けた。体験は事前予約制で料金無料。参加するとバショウの糸がもらえる。問い合わせは℡0997(93)4753同会館。

  (沖永良部総局)