バリアフリーで表彰 奄美航路のフェリー2社

九州運輸局のバリアフリー部門表彰式に出席した(中央左から)マルエー、マリックス両社の代表(提供写真)

九州運輸局のバリアフリー部門表彰式に出席した(中央左から)マルエー、マリックス両社の代表(提供写真)

 国土交通省九州運輸局(下野元也局長)の2018年度交通政策表彰式が7日、福岡市であり、交通バリアフリー部門で、鹿児島―奄美群島―沖縄航路の定期船を運航しているマルエーフェリー㈱(本社・奄美市、有村和晃代表取締役社長)、マリックスライン㈱(本社・鹿児島市、岩男直哉代表取締役社長)の2社が表彰された。同部門で奄美関係企業の表彰は初めて。

 九州運輸局は地域公共交通の環境保全やバリアフリー化を奨励、普及するため、優れた取り組みのあった管内の企業、団体を表彰している。バリアフリー部門の表彰は2004年度に始まり、18年度で15回目。

 マルエーは17年8月、マリックスは18年2月にそれぞれ、フェリーに福祉車両を配備し、身体が不自由な障がい者や高齢者、車いす利用者が安全で簡単に乗り降りできるようにした。

 博多区のハイアットリージェンシー福岡であった表彰式にはマルエーの神山富喜代表取締役専務、マリックスの西村浩明業務本部長が代表で出席し、下野局長から表彰状を受け取った。

 神山専務は「乗組員や各離島代理店など現場職員の努力のおかげ。今後もサービスのレベルアップに努めたい」、西村本部長は「ボーディングブリッジ(可動式搭乗橋)がない港での不便を少しでも解消しようとした取り組み。評価をいただけて光栄」と話した。