ホストタウン関係者が来島 子どもたちと文化交流 徳之島町、与論町の相手国

アンティグア・バーブーダのスティールパン奏者の演奏に聞き入る井之川中の生徒ら=22日、徳之島町井之川

アンティグア・バーブーダのスティールパン奏者の演奏に聞き入る井之川中の生徒ら=22日、徳之島町井之川

  【徳之島総局】東京五輪・パラリンピック大会で徳之島町、与論町とホストタウン事業に関わる覚書を調印しているセントビンセントおよびグレナディーン諸島、アンティグア・バーブーダの関係者計6人が22日、空路徳之島入りした。同日、徳之島町井之川で町内在住の小中学生との交流会があり、音楽や踊りなど徳之島と両地域間文化を通じて交流を深めた。

 

 両国関係者の来島は、国の2019年度オリパラ基本推進事業の一環。登録自治体間の連携を促進して取り組みの共有を図り、継続した交流を実施するとともに、単独自治体の交流事業よりも効果的であることを実証することが目的で、内閣府の職員も同行した。

 

 町立井之川中学校(山口浩樹校長、生徒26人)で開かれた交流会では、全校生徒が三味線の演奏に合わせた合唱で両国の6人を歓迎。学校、地域行事の紹介に続き、両国で盛んな打楽器スティールパンの演奏に聞き入った。最後は徳之島出身のアーティスト・禎一馬さんの「ウギ節」に合わせた踊りを全員で踊り、交流を楽しんだ。

 

 同校2年の永多まあじょりさん(14)は「あまり英語はできなかったが、いろんな会話ができて楽しかった」と話した。

 

 同日は井之川公民館で町ジュニアリーダークラブ「てぃだまい隊」との交流会もあった。一行は23日、町文化祭の鑑賞、郷土料理体験などを行う。

 

 セントビンセントの3人は24日に井之川集落や天城町の大和城の森を散策し、25、26の両日は沖永良部島で2町の子どもたちと交流する。アンティグアの3人は23日に与論島へ入り、27日まで滞在する。

 

 セントビンセントのパラリンピック陸上走り幅跳び競技のカリファ・カーディン・ブルズさん(13)は「子どもたちとの交流は楽しかった。徳之島の名所を巡り、いろんな体験ができるのは楽しみ」と述べた。