ボランティア100人片付け 龍郷町中勝火災現場

100人以上のボランティアで片付けが行われた火災現場=23日、龍郷町中勝

100人以上のボランティアで片付けが行われた火災現場=23日、龍郷町中勝

 7日の火災で住宅など合計9棟(約510平方㍍)を全半焼した龍郷町中勝の現場で23日、がれきの片付け作業が行われた。集落住民や龍郷町建友会、役場職員、町議ら100人を超えるボランティアが参加した。

 

 午前8時に作業開始。参加者は集落側が用意した軍手を着用し、ごみ袋を片手に現場へ。焼けた衣類や家財道具、金属片を収集し分別。コンクリート片や灰をトラックに積み込んだ。がれきは産廃業者と最終処分場に運び、現場には砂利が敷かれた。

 

 片付けには、中田留弘区長(59)の呼び掛けに応じた集落住民に加え、他集落から参加者の姿も。中田区長は「町や他集落に協力は要請していない。中勝集落を中心に支援の輪が自然と広がり、復旧の大きな力になった」と語った。

 

 集落婦人会も陰で作業を支えた。午前7時半から、おにぎりと豚汁の炊き出し100余人分を準備。師玉たつみ副会長は「助けたい思いが強い。少しでも役に立てれば」と話した。

 

 21日から連日、焼損家屋の解体やがれきの撤去などに取り組んできた龍郷町建友会の中村伝一会長(57)は作業後、被災者らに対し「少しでも晴れた気持ちで、新年を迎えてほしい」と伝えた。