マリンT臨港道路、きょう開通 名瀬本港地区整備事業も終盤

市道整備が進む名瀬港本港地区のマリンタウン地区=2月24日、奄美市名瀬(同市提供)

市道整備が進む名瀬港本港地区のマリンタウン地区=2月24日、奄美市名瀬(同市提供)

 奄美市開発公社の名瀬港本港地区(マリンタウン地区)整備事業が終盤を迎えている。市道全6路線のうち、未着手の1路線を除く5路線の舗装工事は3月初旬に終え、現在、交差点改良工事が行われている。安全対策のため見合わせている一般車両の通行は、今夏までに全面開放する見通し。先行して、既に整備を終えた鹿児島県の臨港道路「本港佐大熊線」は18日午後3時から供用開始される。

 

 整備事業は県と市開発公社が進めている。本港地区の中央埠頭(ふとう)から旧商港区を締め切り、陸側を埋め立てて都市機能用地や緑地、臨港道路を整備する。

 

 市土木課によると、整備中の市道はマリンタウン6号線を除く1~5号線。道路舗装や標識設置は完了し、県道名瀬・瀬戸内線に接続する三つの交差点の改良工事が進む。

 

 市道新設に伴い、交差点は三差路から四差路に変わることになる。うち2交差点については信号機の改良工事も行うことから、夏ごろまでかかる見込み。

 

 併せてマリンタウン地区に隣接する市道塩浜7号線(名瀬塩浜町側)も改良工事を行い、道路を拡幅した。

 

 埋め立て工事を含めた整備事業全体の事業費ベース進捗(しんちょく)率は、2月末現在で約91%。残る市道6号線の整備は21年度に計画しており、土木課は「状況を見ながら早い段階で発注したい」と話した。

 

 また、本港地区と佐大熊地区の埠頭間を結ぶ臨港道路「本港佐大熊線」(延長約2・9キロ)は、18日に全線開通する。名瀬臨港大橋を含むエリアは先行開通していたが、残るマリンタウン地区0・4キロ区間の整備がこのほど完了。本港地区から長浜地区にかけての臨港道路「長浜本港線」(延長0・8キロ)と合わせた総延長3・7キロがつながることになる。

 

 一方、マリンタウン地区内の市道は改良工事のため進入禁止を継続する。市土木課は市民に理解と協力を呼び掛けている。