ミニ動物園に寄付箱設置 沖永良部島

前田さん(左)に寄付箱を贈る平山理事長

前田さん(左)に寄付箱を贈る平山理事長

 知名町余多にあるミニ動物園「MAEKEN・ZOO」に13日、寄付箱が設置された。公益社団法人和泊町シルバー人材センターが寄贈したもので、同センターの平山和仁理事長(68)は「動物園の維持管理費などの負担軽減につながってほしい」と話す。

 

 ミニ動物園は余多集落区長で、建設会社「前建」社長の前田安彦さん(58)が「休日に親子連れで楽しめ、島の子たちが動物と気軽に触れ合える場所を設けたい」と、あまたふれあい公園隣接の民有地に自費で開設した。

 

 現在はウマ、ヤギ、ヒツジ、ウサギ、クジャク、カメ3種などを飼育。入園は無料で島内では数少ない遊び場として、休日は親子連れなどでにぎわう。

 

 一方、エサ代をはじめ園の維持管理費の負担が大きいことが前田さんにとって悩みの種。それを人づてに聞いた、同センターが園への寄付箱の設置を発案したという。寄付箱は同センター会員の手作り。

 

 寄贈式で、平山理事長は「孫と遊びに行ったが、動物と気軽に触れ合える島では貴重な場所。園を利用した際に100円でも、50円でも入れてもらえたら」と語った。

 

 前田さんは「ミニ動物園は子どもたちの笑顔を励みにやっているが、維持管理が大変で閉園も考えていた。箱に入れるのはお金じゃなくて、手紙でも十分うれしい。応援してくれる人もいるので、もうちょっと頑張ろうかなと思う」と話した。