ヤコウガイ「大きく育って」-天城小

ヤコウガイの稚貝を放流する天城小の児童ら=11日、天城町

ヤコウガイの稚貝を放流する天城小の児童ら=11日、天城町

 【徳之島総局】天城町立天城小学校(豊永尚弘校長)の5年生21人は11日、同町の湾屋海岸でヤコウガイの稚貝を放流した。県希少野生動植物保護推進員でヤコウガイ工芸作家の池村茂さん(58)から徳之島の豊かな自然について学び、名前などをマーキングした稚貝を海に放した。
 郷土学習の一環で昨年から実施している。県水産技術開発センターが協力。今回はふ化後700日育てた平均殻長28・76㍉の稚貝200個を用意した。
 同校で池村さんが「徳之島の海」と題して講話し、島の海や山に生息する希少な生き物を紹介。追跡調査のために、児童らは稚貝に名前や数字などをマーキングした。この後、湾屋海岸に移動し、サンゴ礁のくぼみなどに「大きく育って」と一つ一つ稚貝を放流した。