リニューアルオープン祝い式典 加計呂麻島展示・体験交流館

リニューアルオープンした加計呂麻島展示・体験交流館=1日、瀬戸内町諸鈍

リニューアルオープンした加計呂麻島展示・体験交流館=1日、瀬戸内町諸鈍

 瀬戸内町諸鈍の加計呂麻島展示・体験交流館のリニューアルオープン式典が1日、同館であった。鎌田愛人町長や地元住民、観光業関係者らが出席し、同館を活用した地域発展へ決意を新たにした。

 

 2017年度から2年間かけて民俗をテーマに展示内容を充実させ、地元住民と来訪者の交流の場としてカフェを新設した。一般開放は2日に始まる。

 

 鎌田町長は「島の歴史や伝統文化、観光の情報発信拠点として期待する」とあいさつ。

 

 同館の展示品はノロの祭祀(さいし)装束や琉球の壺屋焼とされる陶器、テル(背負い籠)といった民具など300点を超える。

 

 町商工観光課によると、改装は世界自然遺産登録を見据えて実施した。総事業費2100万円。県の地域振興推進事業を活用した。

 

 展示室には諸鈍の国指定重要無形民俗文化財「諸鈍シバヤ」の紹介コーナーのほか、ノロの祭場の模型や映像観賞用モニターを設置。シアタールーム(50人収容)用に、集落の特徴や伝統行事、観光スポットなどを紹介する映像(2本、計26分間)を制作した。

 

 カフェは5月1日にオープン予定。運営は諸鈍婦人会(久原美樹会長)が担う。客席数20。

 

 同館は15年4月に開設した。特産品販売や各種公演開催もあり、18年度の利用者は1万318人。入館無料。