リハビリ病棟新設 介護医療院も 大島郡医師会病院

新設された介護医療院の準個室(提供写真)

新設された介護医療院の準個室(提供写真)

 公益社団法人大島郡医師会は1日から、奄美市名瀬の同医師会病院(眞田純一院長)内に「回復期リハビリテーション病棟」(28床)と「介護医療院」(18床)をそれぞれ開設した。入院、外来患者のリハビリ治療の充実と同時に、高齢者らが院内で生活しながら医療・介護サービスを受けられる体制を整えた。眞田院長は「効率のいい地域医療体制の構築につながる」と期待した。

 

 回復期リハビリ病棟は治療後に症状が改善・安定した人を対象に、歩行や食事、排せつなどの日常生活に必要な動作の練習を行い、寝たきりの防止と在宅復帰を進めることが目的。

 

 医師会病院は4月から技師を5人増加し、36人体制で治療をサポートする。奄美大島では同院が初。奄美群島では徳之島徳洲会病院が2018年に群島で初めて開設している。

 

 介護医療院は、医療・介護サービスを兼ね備えた生活施設。要介護認定を受けた人で、長期的に医療・介護が必要な人や、看取りを希望する人、在宅復帰に向けて準備が必要な人などが対象となる。

 

 利用者は個室、または壁で仕切られた準個室で生活し、医師や看護師、介護職員などから医療的ケアやリハビリ、栄養管理などを受けることができる。入所期間の日数制限はなく、それぞれの生活や趣味なども配慮されるという。

 

 眞田院長は「入院するほどではないものの、在宅や他の介護保険施設で支えるのが困難な人を受け入れる。各病院が役割分担することで地域全体のサービス向上につながる」と話した。

 

 リハビリ病棟、介護医療院の問い合わせは電話0997(54)8111大島郡医師会病院。