ワクチン保管冷凍庫が到着 奄美市、接種は3月下旬から

奄美市役所に到着した超低温冷凍庫を確認する市職員ら=17日、同市名瀬

奄美市役所に到着した超低温冷凍庫を確認する市職員ら=17日、同市名瀬

 新型コロナウイルスのワクチン接種に備えて、保管用の超低温冷凍庫(ディープフリーザー)1台が16日、奄美市役所に到着した。3月までに全3台の配備を見込んでおり、詳細な接種スケジュールが決まり次第、集団接種会場の奄美文化センターへ搬入する予定。新型コロナワクチン接種推進室の徳永明子室長(健康増進課長)は「接種業務に当たる看護師の確保など、少しずつ準備を進めていきたい」と話した。

 

 冷凍庫は日本フリーザー社製で、幅56センチ、高さ89センチ、容積は70リットル。零下70度での保管が必要なファイザー社製ワクチンに対応できる。16日午後3時ごろに市役所へ運び込まれ、17日に市職員らが梱包資材の開封作業を行った。

 

 接種スケジュールは国の方針に沿って3月下旬から医療従事者や消防、自衛隊、薬剤師ら、4月中旬から65歳以上の高齢者に入る予定。接種対象者は16歳以上の約3万人で、一定期間、集団接種を行った後に医療機関での個別接種を計画している。

 

 接種推進室によると、先行実施する医療従事者の接種方法について、個別方式ではなく集団方式で行う自治体は県内でも珍しいという。対象者数は現在、県が取りまとめている。

 

 市は8日付で保健福祉部内に接種推進室を発足させ、接種体制の整備や大島郡医師会との調整などに当たっている。接種開始に合わせて予約や相談などを受けるコールセンターを開設する予定。

 

奄美市役所に到着した超低温冷凍庫を確認する市職員ら=17日、同市名瀬

奄美市役所に到着した超低温冷凍庫を確認する市職員ら=17日、同市名瀬