一緒に農業しませんか 東京で繁忙期前に担い手募集 和泊町のNPО法人

島の特産品を囲み、積極的な意見交換が行われた会場=19日、東京都品川区

島の特産品を囲み、積極的な意見交換が行われた会場=19日、東京都品川区

 【東京支社】和泊町のNPО法人ねりやかなやレジデンス(佐藤理江代表理事)は19日、東京都品川区のイベントスペースで「沖永良部島×農業in東京」と題したワークショップを開催した。移住希望者や地域活性化に取り組む専門家など約10人が集まった。繁忙期に慢性的な人手不足に直面する島の現状を報告し、担い手を募った。

 

 ワークショップは動画を上映しながらの沖永良部島紹介でスタートした。続いて大学生が沖永良部島での就農体験を報告した。

 農家紹介のコーナーでは、バレイショ農家や花木農家からのビデオメッセージを上映。2月から5月にかけての繁忙期に人手不足になる農家の現状が伝えられ、具体的な1日の仕事の流れや、寮や食事を紹介した。

 

 懇親会では、島から取り寄せた加工食品や生きくらげのしゃぶしゃぶと黒糖焼酎を楽しみながら、質疑応答や意見交換を行った。

 

 参加した30代女性は「移住は決めている。20を超える日本の離島を旅して沖永良部島に決めた。日給は寮費や3食の食費を除いて3千~4千円程度。決して高いとは言えないが、自然を相手に思い切り体を動かして心の財産を築きたい」と話した。

 

 同法人のキャッチフレーズは「農業をしながら、島を楽しんで」。佐藤代表理事は「国内が深刻な人手不足に直面しているが、さまざまなな角度から島と島の農業を紹介し、人手不足という課題解決に向かって積極的に取り組んでいきたい」と意欲を見せた。