与論のサンゴ礁テーマに冊子制作 海の再生ネットワークよろん

与論町の各学校の児童生徒のため冊子を寄贈した、海の再生ネットワークよろんの池田事務局長(左)=18日、同町

与論町の各学校の児童生徒のため冊子を寄贈した、海の再生ネットワークよろんの池田事務局長(左)=18日、同町

 NPO法人海の再生ネットワークよろんはこのほど、与論島のサンゴ礁についてまとめた冊子「ヨロン島とサンゴ礁」を制作した。18日に同団体の池田香菜事務局長(26)が町教育委員会を表敬訪問し、島内各学校の児童生徒向けに520冊を寄贈した。

 

 冊子は住友生命保険相互会社の支援を受けて制作。A5判カラー、16㌻。▽サンゴの生態▽与論島の暮らしとサンゴの関わり▽陸から海へ流れる水が与えるサンゴへのストレス▽サンゴ礁を守る取り組み│などを写真やイラスト付きで分かりやすく解説している。

 

 チョウチョウウオは「サビチラ」など与論島周辺の海の生き物のユンヌフトゥバ(方言)での呼び名なども紹介している。

 

 池田事務局長は「これ(冊子)をきっかけに与論のサンゴについて、より興味をもってもらい、調べ学習などにつなげてもらえるとうれしい」と話した。

 

 受け取った町岡光弘教育長(67)は「島の子たちが冊子を見て、より理解を深めることで人に発信できるようになる。そうするとさらに島の自然に対する愛着がわくようになると思う。今月中にも配布し、各学校で行う海洋教育に役立てていきたい」と感謝した。