与論の感染者2人増の36人に

  県は27日、与論町で新型コロナウイルス感染者が新たに2人確認されたと発表した。60代男性と70代女性で、いずれも海上保安庁の航空機で県本土に搬送された。同町全体の感染確認数は36人となった。

 

 70代女性は、22日に感染が分かった与論徳洲会病院(高杉香志也院長、81床)の入院患者(70代女性)と20、21の両日、面会していた。60代男性の濃厚接触者や感染経路、行動履歴などは現在調査中。

 

 県によると、27日は新たに感染が確認された2人と、前日までの感染確認者2人の計4人を県本土の医療機関に搬送した。27日の検査数は49件で、結果は28日に報告される。

 

 与論町で感染が確認された36人は27日現在、22人が県本土の医療機関に入院し、6人が県本土のホテルで宿泊療養中。6人が奄美大島の医療機関に入院中で、2人は与論町で自宅待機となっている。

 

 県は、地元住民ら12人が参加して5人の感染者が確認された町内飲食店での会食(今月15日)について、県外からの参加者5人の感染の有無は確認できていないと説明した。

 

 与論島内でのクラスター(感染者集団)発生の認識については「与論徳洲会病院と会食があった飲食店の2カ所での発生の可能性が高い」との見方にとどめた。厚生労働省のクラスター対策班の助言を受けて判断するという。同病院での院内感染についても同様の考えだ。

 

 県内では27日、南さつま市でも1人の感染者を確認した。福岡市在住の40代男性で、帰省中に感染が明らかになった。県本土の医療機関に入院している。

 

 27日現在、県全体の感染者総数は219人。26日現在、54人が医療機関に入院し、9人が宿泊療養、4人が自宅待機中。7月1日以降、138人が退院した。