与論島で村・留学プロジェクト

地域住民を招いた報告会で、島で学んだことや感じたことを発表する受講生=2月27日、与論町の那間公民館

地域住民を招いた報告会で、島で学んだことや感じたことを発表する受講生=2月27日、与論町の那間公民館

 全国各地の大学生を中心とした受講生が地方や離島で暮らしながら学ぶ「村・留学」が2月20日から28日までの9日間、与論島で開催された。今回は第5期生として大学生4人と20代の若者1人の計5人が来島。農業体験や島民との交流を通して、自分自身を見詰め直した。

 

 教育関連事業を行う京都府の「PaKT company合同会社」が企画する「村・留学プロジェクト」の一環。与論町の誇れるふるさとネットワーク代表池田龍介さん(34)が受け入れ、受講生の活動をサポートした。

 

 27日は那間公民館で地域住民を招いた報告会を開催。受講生らは「与論の人は年齢差や肩書きなどに関係なく、親しく接してくれる」「道端でサトウキビや野菜をもらった。おすそ分けの文化がとてもいいと思った」などと滞在中に感じたことを発表した。

 

 早朝に島内の海岸清掃を行う活動をしている「海謝美(うんじゃみ)」の堀行かず枝さん(77)は「発表を聞き、皆さんそれぞれに強い思いや目標があって感動した。毎朝、海岸で彼らに会い『おはよう』とあいさつするのが楽しみだった」。池田さんは「与論の先輩たちから多くのことを学んでくれた」と話した。