与論町が県内トップの伸び率 2015年度市町村民所得

所得png 【鹿児島総局】県は29日、2015年度の市町村民所得推計結果を発表した。1人当たりの所得は前年度比3・1%増の238万4千円。市町村別では宇検村(251万円)が3位に入り、7市町村が県平均を上回った。好調だったサトウキビ生産を背景に与論町の増加率は7・31%と県内で最も高かった。

 

 市町村内総生産は前年度より3・2%増えて5兆3885億円だった。県内7地域のうち、熊毛を除く6地域がプラス成長だった。

 

 奄美地域の総生産は0・7%増えて3293億4千万円。サトウキビや子牛の生産が好調で農業は15・0%増えた。カンパチやクロマグロの生産増を背景に水産業は21・7%増加。LCC(格安航空会社)の参入で入り込み客が増え、宿泊・飲食サービス業は7・3%増加した。

 

 1人当たりの所得は奄美の12市町村を含め、42市町村が前年度を上回った。県との格差は宇検村が105・3%、和泊町が93・3%、伊仙町が66・7%だった。

 

 市町村別の増加率は与論町がトップ。サトウキビの生産増や公共土木工事の増加を背景に伊仙町が6・46%と3位の伸びを示した。農業の伸びが反映され、知名町が5・4%で4位、和泊町が5・36%で5位に入った。