与路島に里親施設

ノエビアが整備する里親施設の棟上げ=12日、与路島

ノエビアが整備する里親施設の棟上げ=12日、与路島

 大手化粧品メーカーのノエビア(本社・神戸市)は来春、瀬戸内町の与路島に「与路グリーンハウス」(仮称)を開設する準備を進めている。町の里親留学制度を活用し、児童生徒の受け入れを始める。同時に里親も募集。児童生徒の確保ととともに、雇用の場を提供する。
 ハウスの建設は13日、㈱ノエビアホールディングスの小山隆・上席執行役員総務部長らが南海日日新聞社を訪れ、明らかにした。小山総務部長は「与路島とノエビアの縁は古い。与路島は学校の存続が問題になっており、地域に恩返ししたい」と趣旨を説明した。
 ノエビアによると、ハウスは老朽化した同社所有の施設の一部を建て替え、木造2階建て家屋(延べ床面積187平方㍍)を整備。個室(洋室)を7部屋配置する。12日は棟上げを実施、9月末の竣工(しゅんこう)を見込んでいる。
 受け入れる児童生徒は最大4人。期間は中学校卒業まで。ノエビアは施設を利用する子どもたちを10月から来年2月にかけて募集し、4月に運営を開始する。町教委は与路小中学校留学里制度実施要綱を策定。ハウスの運営を「全面支援したい」としている。
 児童の受け入れと合わせて里親も募集している。希望すれば同社の施設で勤務することも可能。小山総務部長は「Uターンしたいが仕事がない、と考えている人のため、与路島出身者を優先したい」と話した。
 里親に関する問い合わせは電話078(303)5101ノエビアホールディングス総務部。