五穀豊穣願い十五夜踊   獅子舞登場、児童も踊り披露  与論町地主神社

五穀豊穣などを願い、奉納された与論十五夜踊(二番組、一度いふて)=24日、与論町の地主神社境内

五穀豊穣などを願い、奉納された与論十五夜踊(二番組、一度いふて)=24日、与論町の地主神社境内

 旧暦8月15日に当たる24日、与論町の地主神社境内で国指定の重要無形民俗文化財「与論十五夜踊」が奉納された。狂言を中心とした本土風の「一番組」と琉球風の「二番組」が交互に演目を披露して、五穀豊穣(ほうじょう)と島内安全を祈願した。

 

 与論十五夜踊は1561(永禄4)年創始。当時の与論領主が3人の息子に島内と琉球、大和の芸能を学ばせ、一つの芸能にまとめ上げたものとされる。毎年旧暦3、8、10月の各15日に奉納され、8月は特に盛大に催される。

 

 この日は二番組、一番組合同の「雨たぼうり」を皮切りに「一度いふて」「二十四孝」などが踊られた。8月のみ行われる「獅子舞」では獅子が会場中を暴れるように舞い踊り、観客を盛り上げた。

 

 与論十五夜踊り保存会の会員の指導のもと、練習に励んでいる与論小児童による十五夜踊と和太鼓の演奏もあった。