伊子茂マモル君「化粧直し」 加計呂麻島、16年ぶり

伊子茂マモル君を塗り直す子どもたち=13日、瀬戸内町伊子茂小中学校前(同校提供)

伊子茂マモル君を塗り直す子どもたち=13日、瀬戸内町伊子茂小中学校前(同校提供)

 瀬戸内町の伊子茂小中学校家庭教育学級(田畑友子学級長)は13日、同校校門前のポリス人形「伊子茂マモル君」の色を塗り直す〝化粧直し〟を行い、日ごろ子どもたちや地域住民の安全を見守ってくれているマモル君に感謝を表した。

 

 同校や瀬戸内署によると、ポリス人形は1971~72年ごろ、瀬戸内地区の交通安全協会が5カ所に設置。現在活躍しているのは伊子茂マモル君だけで、地域のシンボルとして地域住民に親しまれ、観光名所ともなっている。

 

 化粧直しは16年ぶり。作業が順調に進むよう、6年生児童3人が1週間前からマモル君の汚れを拭き取ったり、やすりで磨いたりして準備を整えた。同集落で土砂災害を防ぐ工事をしている伊東組(同町)は無償で足場を設置した。

 

 当日の作業には同校の児童生徒22人と職員、保護者、地域住民、瀬戸内署員など約50人が参加し、約1時間かけて全体を塗り直した。当時の交通安全協会長としてポリス人形設置に尽力した泰村義男さんも駆け付け、作業を見守った。

 

 参加した中学3年の奥野楓さん(14)は「生まれ変わったようにきれいになってよかった。マモル君は台風の日でもいつも学校や集落を見守ってくれてすごいと思う。次は感謝状を贈りたい」と話した。